カルマの法則

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カルマの法則

“カルマ=業(ごう)
①行為。行動。身(身体)・口(言語)・意(心)の3つの行為(三業)。 またその行為が未来の苦楽の結果を導くはたらき。善悪の行為は因果の道理によって後に必ずその結果を生むというのが仏教およびインドの多くの宗教の説。⇔ 果報
②業の果報。
(広辞苑より)

 

カルマ(の法則)を考える

 

カルマ(の法則)を考えることの例として、人を殺すということを取り上げてみる。

カルマが働いた場合、人を殺したら、自分が殺されることでカルマが解消される、ということになるのだろうか。
そうだとしたら、戦争の場合はどう捉えたらよいのだろうか。

戦争の場合、相手の敵を殺せば殺すほど、英雄のように扱われてしまう。また、自分の国や家族を守るために仕方なく人を殺しても、それが罪となりカルマになるのだろうか。

人を1人殺したら、1回自分が殺されれば良いのか。人が2人、3人、10人、100人、1万人と殺したら、その人数分の回数を殺されれば良いのか。

カルマが行為の反映だとすれば、その回数分が必要になってしまうが、行為だけでないもっと違うものの影響を受けるとすれば、それは何であろうか?

人間的観点で言えば、その行為を行う動機が問われるであろう。

人を殺すのが自分のエゴから来たのか、国や家族を守るためなどの他者のためなのか、などによって違ってくるというわけです。

では、動機が良ければすべてが許されてカルマにはならないのでしょうか。

結論から言えば、カルマの法則はある。しかし、すべての因果法則、特に人間における因果関係に影響を与えているものはほんのわずかしかないということである。

それでは人間における因果関係に影響を与えているものは何なのだろうか。

それは魂であり、魂の状態なのである。

別のところでも述べているが、魂は肉体という乗り物を使い、その次元においての生活をし、その肉体を乗り捨てて自分のレベルの魂界へと行く。

また、神様は人間の魂をお創りになり、神様が住んでいる次元と一緒に生活できるようにし、魂のつながりによって本来ならば魂の状態を変えることができるためです。

カルマが行為、行動であるならば、それは肉体を持っている期間中に受けるものであり、肉体が無い時は、行為・行動が無くなり、その魂のレベル状態の位置にいたり、魂の行なってきた報いを受ける状態なわけです。

つまり、3次元などの肉体を持った時にのみ、カルマの解消が行なわれ、魂界においてはカルマの解消はないということになります。

カルマの解消について

与えたものが与え返される、という観点でいえば、今の自分の結果であるという考え方ができる

宗教的には、良き想念や言動を行えば良き未来が待っている、今の悪しき状況は過去の悪しき想念や言動のせいである、今世で良き結果が出なくても来世が良きものになれば良い、などとも言う。

つまり原因があって結果がある、という因果法則によって成り立っているのであり、原因が変わらなければ結果が変わらない、そのためには時間も必要であり、特に3次元において因果関係が変わるには時間がかかる、とも言われています。ここではカルマの解消について述べさせていただきます。

カルマが行為だとしたら、行為の報いを受けるということになります。

つまり人を殺したら、自分が殺されるということです。この法則が100%適用される場合があります。それはそのファミリーの特性である行為が行われた場合、カルマの法則をそのままに、その行為の報いを受けるということです。

例えばそのファミリーの特性として人を殺すということがあれば、人を殺した場合、自分が殺し返されるということがストレートに起こるのです。

その人がどこのファミリーに属しているか、どのような行為をしたかなどによって、カルマの法則の出方は違ってきますが、カルマの法則の解消としては、原則として、行為の報いを受けるということになります。但し、カルマの法則の影響を受けない場合もあります。

また、悪い行為を行ったら、良い行為をすることでカルマを解消することもあります。その行為や内容にもよりますが、それを行ったとしても、カルマの解消は容易にはできません。

人間における因果関係に影響を与えているものの割合

人間における因果関係に影響を与えているものの割合は、どこの魂のファミリーに属しているかが80%、魂の負債によるものが15%、カルマの法則によるものが5%である。

したがって光のファミリー(ライトファミリー)においては、魂の負債とカルマの法則によるものを解消すればよいということである。

逆に言えば一般ファミリーにおいては、魂の負債とカルマの法則によるものを解消したとしても、自分の属しているファミリーを変えなければ、人間における因果関係を大きく変えることではできない

一般ファミリーが魂のファミリーを変えるとは

一般ファミリーが魂のファミリーを変えるとは、簡単に言うと、一般ファミリーをやめて光のファミリー(ライトファミリー)になるということです。

それでは光のファミリー(ライトファミリー)にはどのようにしたらなれるのでしょうか。

光のファミリー(ライトファミリー)になるには、魂の親から子へとつながる魂の縁を切って、新しく光のファミリー(ライトファミリー)の親につながる必要があります。

光のファミリー(ライトファミリー)の親につながるとは、3次元において解消し、特に本当の神様に対する負債を全て解消し、魂が浄化されて、魂が肉体を離れた後、その魂が光の国(天国)に入れるエネルギー(浄化レベル)になり、 0次元において再生しなおすことを指します。